新垣ぜんざい屋の思い出
そうです本部町情報としては(新垣ぜんざい屋)も外せません。
今もなお頑固に薪を使って、コトコト時間を掛けて豆を煮込んで作る
「ぜんざい」(沖縄では一般的に冷たいぜんざいの上にカキ氷が乗ってくる物をさします。)はとてもやさしい甘さで、子供は勿論 大人の男性でも満足できる本物の味だと思います。
その(新垣ぜんざい屋)、今はメニューが(ぜんざい)しか無いのですが、自分の記憶では昔はたしか、あったかい白玉入りの(ホットぜんざい)やぜんざいの倍以上のボリュームがあった真っ赤な(カキ氷)や菓子パン、お菓子等も売っていたと思います。
お店の人には悪いのですが、自分は「岸本そば」の帰りにデザート代わりで寄っちゃうので、ボリュームたっぷりの一人前が食べきれません。妻と二人でひとつだけ頼むのですが、いつも嫌な顔ひとつせずに取り分け用のおわんとスプーンをそっと持って来てくれます。そんなちょっとした所が、嬉しくも有り 本部町のお店として誇らしい所でもあります。
これは裏口ですが、
この写真を見た時、中学生時代に朝刊の新聞配達の手伝いをしていたのを思い出しました。
真冬でとても寒い早朝、「新垣ぜんざい屋」の裏口から入って行って、まだ夜も明けない真っ暗な中で、大きな鍋の下のかまどの中にせっせと薪をくべている「新垣のおじぃ」に新聞を手渡しすると、かまどに当たらせてくれました。
そんなやさしさが自然に溶け込んだ
(新垣ぜんざい屋のぜんざい)は本部町が誇るおすすめの一品です。
※最近建物がリニューアルしちゃいました。ファンの一人としては少しだけ残念です・・。